開業して1年経ってわかった4つのこと

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おかげさまで、開業して無事1年経ちました。
フリーランスになりましたというエントリを書いてからもう1年経ってしまったの?という心境です。

このエントリでは、自分が開業して1年経ってわかったことをまとめて書いてみたいと思います。


結論から言うと、私が「開業して1年経ってわかったこと」は以下の4つに集約できそうです。

  1. 様々なリスクを回避する必要がある
  2. 周囲にフリー宣言をして人や案件を紹介してもらえる下地作りをした方がいい
  3. 出来そうなことは全部やった方がいい
  4. 仕事は集中してできる

これらを順に説明していきたいと思います。

1.様々なリスクを回避する必要がある

フリーランスになると収入が不安定になる、社会保障が低減する、社会的信用度が低減する、など様々なリスクが出てきます。

収入面でのリスクは致命傷になり得るので、開業前から売上を立てる目論見をある程度立てておいた方が安心です。(ちなみに自分はあまり立てていなかったので始めた直後はちょっとあせりました…)ただあくまで目論みなので、その確度はまちまちです。おいしい話は話半分で考えておいた方がよいと思います。勝手に発注してくれると思い込んでいたら、「そんなこと言ったっけ。」とか「状況が変わって。」という言われることもあるでしょう。
自分は現在のところ使っていませんが、エージェント会社を通して業務委託を受けるというやり方もあるので、万が一、仕事が途絶えた場合は回避策として検討しても良いかもしれません。

社会保障については、サラリーマンのときのような厚生年金や有給休暇はありません。国民年金や国民健康保険に切り替わります。病気やケガで仕事ができなくなった場合の援助もないですし、育児休暇も取れません。日々の健康に気をつけたり、いざという時に備えた時間的、金銭的なバッファーを確保したりする必要があると思いました。

また、開業時の収入が少なくても、国民年金は一定額支払う必要がありますし、国民健康保険の支払は前年までの収入を元に計算されているので、金額的に意外と大きくなる場合があるので注意が必要です。私の場合は別途、入院した場合に給付金がでる保険に加入することで入院時の保障を確保しました。

社会的信用度については、家が借りられない、クレジットカードが作れない。などがよく話題に上りますが、前者については開業前に引っ越しておけばOKです。結婚や婚約をしていれば会社勤めをしているパートナーに主契約人になってもらうと不動産屋との話が進めやすくなるでしょう。

サラリーマンであれば会社によっては家賃補助が受けられる場合もありますが、フリーランスにはそのような手当はありません。下げられるライフコストは下げておきたいところです。(逆に維持したり、上げたりして自分にプレッシャーを与えてがんばるという人もいますが。)

クレジットカードについては、私個人は開業後でも問題なく作ることが出来ました。ただ、審査の結果によってはキャッシングが出来ないなどの制約が生じる場合もあるようです。

想像できるリスクを大体どうにかする策を考えられたのであれば、あとはチャレンジしてみるのが大切かなと思いました。

2.周囲にフリー宣言をして人や案件を紹介してもらえる下地作りをした方がいい

実際、辞めたらどうなるんだろうと思っていたのですが、実は「フリーになりました」宣言が結構重要であることがわかりました。

やはり、会社に勤めながら副業でコレできます、アレできますと言ってもやはり、会社勤めのレッテルというのは、想像以上に効いてしまうもので、「あの人会社勤めだから今回は遠慮しとこうかな…」となりがちな気がします。もちろん気にせず頼んでくれる人もいますが。

自分の場合は、幸運にもフリー宣言をしてから、比較的すぐにいろんな方からお仕事のお話をいただけるようになりました。
また、フリーになったことを明らかにすることで、自分からも「お仕事を受けられますよ。」という話を振りやすくなりました。

3.出来そうなことは全部やった方がいい

選択と集中という言葉からは、ものすごく遠い行動ですが、ひとまずは出来ることからやろうという方向性でやっています。

基本、私がお受けする案件はWeb制作やそれにまつわるマーケティング、クリエイティブ制作ですが、それ以外でも、できることは全部お仕事させていただきました。まずはお話を聞いてお力添えできそうであれば、なんでもやるスタンスです。

話を聞いた結果、自分の専門外であったり一人で受けきれないボリュームの案件だった場合は、別の手段を考えれば良いと思います。
クオリティーが担保できる量であれば、まずは仕事の取りこぼしを防ぎ1で挙げた収入面のリスクを低減した方がよいと感じました。

4.仕事は集中してできる

会社では他の人のタスクがいきなり降り掛かってきたり、管理職であれば人間関係のケアについてもかなり時間を割かなくてはなりませんが、そのようなことからは、一切解放されます。その分、全てのタスクの責任は自分が取る必要があります。もちろんお客様への対応は自分が全て応じなければなりません。
万が一の際も会社ではなく自分の責任が追及されることになります。

仕事の進め方は、自分の裁量で進められるのでタスク内容がタフでも個人的にはストレスはかなり少ないのではないかと思います。

まとめ

1年目を通じて、以上のようなことがわかりましたが、2年目も同じで良いかはわかりません。変えていく必要があることもあるでしょう。
常に環境に適応して、最適解を見つけていく必要があるな、と感じています。

  • 2013年05月07日
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