KORG SQ−1ではシーケンスをランダムに動かしたり、8ステップ2系統でCVを出力したり、Dark Timeでできることほぼできると言えます。
むしろ、MS-20で採用されているHz/V形式のCV用に8V(Hz/V)が出力できたり、クオンタイザーでリニア、マイナー、メジャー、クロマチックで選べるのでSQ-1の方が便利かもしれません。
ただ、SQ-1にはDark Timeにある、Click IN/OUT、Reset IN/OUT、Start IN/OUTはありません。
筐体も、Dark Timeよりコンパクトです。
DoepferのDark Timeが実売6〜7万円程度、16ステップ×2系統のMFBのUrzwergeが380ユーロなので、ものすごいコストパフォーマンスなんじゃないかと思います。
MS-20実機(前期モデル)を持っているので、接続してシーケンスを走らせてみましたが全く問題ありませんでした。
SQ-1のCV OUTとMS-20のVCO1+2 CV INを接続して、
SQ-1のGATE OUTと MS-20のTRIG INに接続すればOKです。
モジュラーシンセに接続する際も同じ要領でCVのIN/OUTとGATEのIN/OUTを接続すればOKです。
Tiptop AudioのTrigger Riotと接続してみましたが、テンポを同期することができました。
上の動画では、Trigger Riotをマスターにしてテンポを同期させています。
KORGのガジェットはもちろんのこと、モジュラーシンセとの連携もバッチリです。
SQ-1をマスターにした時、SQ-1を停止させてもスレーブ側のアナログシーケンサーが止まらないようでした。
スタートは同期するのですが。(ちなみに、SQ-1がスレーブの際はマスターの停止に同期しました。)
SQ-1をマスターにした際、余っているGATE OUTから、スレーブ機材へクリックを送ると再生・停止することができました。
ただし、SQ-1を停止するとステップが1に戻ります。
この問題に関して何か、良い解決方法があれば教えて下さい!
その他、モジュラーシンセの各モジュール機能や信号の種類、その他Tipsについて知りたい方はこちらをご覧ください。