モジュラーシンセサイザー入門 -始めるのに必要なもの-

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すでに、一体型のアナログシンセやVA、ソフトシンセを扱ったことある人がモジュラーシンセを始めようと思っているときに役立つ情報です。
ここではモジュールの接続法や具体的な機能というよりも、始めるにあたってどのようなアイテムが必要かをまとめています。
当サイトのモジュラーシンセ記事一覧はこちら

その他、モジュラーシンセサイザーの各モジュール機能や信号の種類、モジュールの接続方法、その他Tipsについて知りたい方はこちらをご覧ください。

モジュラーシンセを始めるのに必要な物

モジュラーシンセを始めるのに最低限必要なアイテムは以下の4つです。

  • ケース
  • 電源
  • モジュール
  • パッチケーブル

それぞれのアイテムを販売しているお店についてはこちらの記事をご覧ください。

ケース

ケースはモジュールを格納するための箱です。TiptopAudioのHappyEnding Kitのように箱ではなくラック型かつ電源つきになっているものもあります。
電源つきのケースが多いですが、電源とケースが別になっているものもあるので注意してください。

84HP Case

ケースのサイズについては悩みどころですが、目的が定まっていない場合は予算内で最大のものを買っておくと、後々モジュールが増えてきても安心です。小さいケースだと、モジュールが増えてくるたびにケースの買い替えが必要となってきます。

また、ケースやモジュールの幅はHPという単位で数えます。1HPは5.08mm または 1/5インチです。いわゆる19インチオーディオラックの幅が84HPとなっています。

電源

電源はモジュールに電源を供給するためのユニットです。モジュラーシンセと同じようにラックにマウントするタイプのもの(HappyEndingKitについてくるμZeus)やケースに内蔵されているもの(例えば、Pittsburgh Cell[48],Cell[90])があります。

μZeus

電源には扱える電力容量があり、電源の容量によって接続できるモジュールの最大数が決まってきます。また電源容量だけでなく、電源ユニットから出ているモジュールへの電源ケーブル(フライングバスケーブル、バスボード)の数でも、接続できるモジュールの最大数が決まってきます。
ケースを大きくする場合は電源の容量やバスケーブルの数も増やす必要があります。

モジュール

Makenoise STO

いわゆる、モジュラーシンセのオシレーターやフィルターの役割を果たすものをモジュールといいます。VCO,VCF,VCA,エンベロープ,LFOなど通常のシンセにあるモジュールが揃っています。これらのモジュールがあらかじめ一体型になっているセミモジュラーシンセと呼ばれるタイプのモジュラーシンセもあります。
だいたいのモジュールには電源と接続するための電源ケーブルが付属していますが、もし付属していない場合は別途購入する必要があります。

パッチケーブル

パッチケーブルは、モジュール同士を接続するためのケーブルです。最近のモジュールでは3.5mmのミニプラグのケーブルを使います。オーディオ信号やCV,GATEなどのモジュールを制御するための信号を送るために必要です。モジュールのオーディオやCV,GATEのアウトプット、インプット数に合わせて用意しておくと良いでしょう。長さはだいたい15cm〜70cm程度くらいです。あまり短いものばかりだと、ケースの両端までケーブルが届かないこともあるので、適宜色々な長さのパッチケーブルを用意しておくと便利です。

パッチケーブル

パッチケーブルには色が付いているものもあり、5色セットなどで販売されているものもあります。色が同じだとつながっている端子同士がわかりにくくなることがあるので、何色かを使い分けると便利です。

モジュラーシンセからオーディオインターフェースやオーディオミキサーに出力する際は、3.5mmのミニプラグを標準フォーンに変更する必要がある場合があるので、適宜変換コネクタも用意しておくと良いでしょう。

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