DoepferのA190-3を使ってMIDI非対応のTiptop Audio のTrigger RiotやHikari ANALOG SEQUENCERなどを同期する方法です。
7/5(日)14:30〜 実際にモジュラーシンセとAbleton Liveを同期してライブを行います。(終了しました)興味がある方はぜひ!
通常、Trigger RiotやHikari ANALOG SEQUENCERはCLOCKと呼ばれる信号で、同期します。
そのため、MIDIから直接CLOCKを吐けないMIDI-CVコンバーターA190-3で同期する場合はちょっとしたコツが必要です。
A190-3はCLOCKのアウトプットが付いていないので、代わりにGATEを使います。
GATEの信号がCLOCKの信号と同様の機能を果たします。
A190-3とPCをUSBまたはMIDIケーブルで接続して、AbletonのMIDIトラックで16分ごとにノートONするような、以下のようなループを作ります。
ノートの長さは短めにしたほうが良いようです。長いままだと、モタってうまく同期できませんでした。
ループを作ったMIDIトラックのMIDI OUTをUSB MIDI Dark Energyに設定します。(A190-3はDark Energyと同じドライバとして認識されるようです。)
この状態でAbleton側で再生するとノートが再生されるたびにA190-3側のGATEから出力されます。
MIDIノートが短いと赤いLEDが点滅しないこともありますが、GATE自体は出力されているようです。
GATEからTriger RiotやHikari SEQUENCERのCLOCK INに接続すると、Abletonと同期されます。
先ほどのMIDIクリップに対して、Abletonのグルーヴ機能をかけてみます。
グルーヴの詳細を設定します。
この状態でTrigger Riotなど同期してリズムを再生すると、グルーヴがかかっていることがわかります。