Ableton LiveのOperatorでキックを作る方法 【2018年版】

このページではAbleton LiveのFMシンセOperatorでのキックの作り方を説明しています。

以下の方法はあくまで一例です。参考程度にしてください。好みによって色々方法を変えて自分だけのキックを作りましょう。
Nyolfen氏が公開している以下のキックの作り方からインスパイアされたものです。

Kick講座基礎篇 シンセでキックを作ろう
Kick講座 応用編1 シンセでKickを作るときのテクニック

モニター環境

まずは低音の聞こえる環境を用意しましょう。40Hz代の低音が聞こえるとベターです。サブウーハーがあれば尚良しです。私はGenelec 8010とYAMAHA MSP7 + SW10 Studioで制作しています。
家では難しいという方であればスタジオなど低音を確認できる環境で試した方が精度が上げられると思います。
また私は80-100Hzが出がちな自分のスタジオの特性を調整するためにSonarworksのReference 4を導入してルームチューニングをしています。IKMultimediaのARC2でもいいと思います。

下準備

MIDI note
まず、クリップに4つ打ちなどの発音を確認しやすいノートを設定しループ再生させておきます。
その際MIDIノートのピッチは低めにしておきます。あとで曲のキーなどに合わせるなどしてください。
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Ableton Live 10 でMP3のみ書き出す方法

Ableton Live 10からMP3書き出しに対応しました。

確認や配信用にMP3しか書き出さなくて良いという場合にはオーディオのエクスポート時のメニューでEncodePCMをOFFにしEncode MP3(CBR320)をOnにすることでMP3だけ書き出すことができます。

MP3だけOnにする

Max for Live でMIDI CC(MIDIコントロール)を制御する方法

Ableton LiveのMax for LiveでMIDI CCを送受信する方法を紹介します。

使うオブジェクトはctlinとctloutです。スペースを空けてMIDI CCナンバーを引数にすると指定したCCナンバーの値を送受信できます。
下の例だと10を知っているのでMIDI CCの10番をコントロールできます。

MIDI CCを受信

ctlinから受け取った値をダイヤルに適用します。
colin

MIDI CCを出力

ダイヤルの値をctloutから出力します。

MIDI CCを送受信する場合、上記のオブジェクトで実装すれば、デフォルトで用意されている下図のMIDIIN MIDIOUTオブジェクトを使わなくてもOKです。
m4l default

Ableton LiveでMIDIプログラムチェンジを設定する方法

ハードウェアのシンセサイザーなどの音色をAbleton Live上で指定する場合、MIDIプログラムチェンジ(Program Change)の値を指定・変更する必要があります。
Ableton LiveではいわゆるMIDIシーケンサーのようにリスト形式でMIDIイベントを編集できないので、MIDIクリップからプログラムチェンジを設定する必要があります。
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Max for Liveのパッチを編集するときにAbleton LiveからMaxが起動できない場合の対処法

Mac OS El Capitan(10.11.6)にインストールした Ableton Live9.1.7でMax for Liveのパッチを編集する際にMaxは起動するもののパッチがいつまで経っても開けない状態になってしまっていたため原因を調べたところ、AbletonのMax for Liveのトラブルシューティングに情報が載っていました。
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Ableton Liveのアレンジメントビューでグリッドを無視して編集する方法

Ableton Liveのアレンジメントビューでグリッドを無視して編集したいことが時々あります。標準状態では下図のようにグリッドに沿ってオーディオやMIDIを編集する状態になっているので、どうやったらグリッドを無視して編集できるか調べました。

グリッドに拘束されている
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DAWからモジュラーシンセサイザーの音を鳴らす方法

この記事では、Ableton Live,Cubase,LogicのようなDAWソフトからモジュラーシンセサイザーの音を鳴らす方法について説明します。

DAWからモジュラーシンセを制御するのに必要なモジュール

DAWからモジュラーシンセをコントロールするのに必要なモジュールがMIDI-CVコンバーターと呼ばれるモジュールです。
このモジュールは、DAWやMIDI対応機器から送られたMIDI信号をモジュラーシンセで使用されるCVやGATEなどの信号に変換する機能を持ちます。

以下の図のような入出力を持ちます。
MIDI CV コンバータ
図中ではMIDI INからMIDI信号を受け取るようになっていますが、USB接続できるモジュールもあるので、使用用途に応じて適切なものを選択してください。

また図のCV-MIDIコンバーターは同時に1音のMIDIノートしか入出力できません。市販されている、CV-MIDIコンバーターはだいたい、1音のMIDIノートしか出力できませんが、モジュールによってはポリ出力も可能です。
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Ableton Liveでエンベローブをカーブさせる方法

Ableton Live エンベロープ カーブ

エンベロープの線上でaltキーを押しっぱなしにするとカーソルの形が変わり、ドラッグするとエンベロープがカーブします。

Doepfer A190-3でAbleton Liveとモジュラーシンセを同期する方法

DoepferのA190-3を使ってMIDI非対応のTiptop Audio のTrigger RiotやHikari ANALOG SEQUENCERなどを同期する方法です。

7/5(日)14:30〜 実際にモジュラーシンセとAbleton Liveを同期してライブを行います。(終了しました)興味がある方はぜひ!

通常、Trigger RiotやHikari ANALOG SEQUENCERはCLOCKと呼ばれる信号で、同期します。
そのため、MIDIから直接CLOCKを吐けないMIDI-CVコンバーターA190-3で同期する場合はちょっとしたコツが必要です。

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Duet DisplayをiPad mini Retina で使ってみた

Duet DisplayというiOSデバイスをDock/Lightningケーブル経由でMacの外部ディスプレイにするアプリを試してみました。

http://www.duetdisplay.com

インストール/使用手順

  1. App StoreからDuet Displayをインストール(1,000円 2014年12月19日現在)
  2. Macにドライバをインストール。リンクをクリックすると自動的にドライバがダウンロードされます。
  3. Macを再起動。
  4. Duet Displayを起動したiOSデバイスをMacに接続

Duet Display起動から出力まで

iPad mini Retina でDuet Displayを起動。
Connect To Mac
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