Max8 で小数点同士の乗算(かけ算)をする方法

Max8で*オブジェクトを使って小数値の乗算をする際に結果が丸められてしまうので、結果でも小数が出る方法を調べました。

*の横に1.と入力することで少数の乗算ができます。以下のソースをコピーしてMaxでペーストするとテストパッチが確認できます。

{ “boxes” : [ { “box” : { “maxclass” : “button”, “id” : “obj-9”, “numoutlets” : 1, “outlettype” : [ “bang” ], “patching_rect” : [ 186.0, 45.0, 24.0, 24.0 ], “numinlets” : 1, “parameter_enable” : 0 } } , { “box” : { “maxclass” : “newobj”, “text” : “* 1.”, “id” : “obj-7”, “numoutlets” : 1, “outlettype” : [ “float” ], “patching_rect” : [ 186.0, 158.0, 29.5, 22.0 ], “numinlets” : 2 } } , { “box” : { “maxclass” : “flonum”, “id” : “obj-6”, “numoutlets” : 2, “format” : 6, “outlettype” : [ “”, “bang” ], “patching_rect” : [ 186.0, 208.0, 108.0, 22.0 ], “numdecimalplaces” : 5, “numinlets” : 1, “parameter_enable” : 0 } } , { “box” : { “maxclass” : “flonum”, “id” : “obj-5”, “numoutlets” : 2, “format” : 6, “outlettype” : [ “”, “bang” ], “patching_rect” : [ 267.0, 82.0, 50.0, 22.0 ], “numinlets” : 1, “parameter_enable” : 0 } } , { “box” : { “maxclass” : “flonum”, “id” : “obj-2”, “numoutlets” : 2, “format” : 6, “outlettype” : [ “”, “bang” ], “patching_rect” : [ 186.0, 82.0, 50.0, 22.0 ], “numinlets” : 1, “parameter_enable” : 0 } } ], “lines” : [ { “patchline” : { “source” : [ “obj-2”, 0 ], “destination” : [ “obj-7”, 0 ] } } , { “patchline” : { “source” : [ “obj-5”, 0 ], “destination” : [ “obj-7”, 1 ], “order” : 0 } } , { “patchline” : { “source” : [ “obj-7”, 0 ], “destination” : [ “obj-6”, 0 ] } } , { “patchline” : { “source” : [ “obj-9”, 0 ], “destination” : [ “obj-2”, 0 ] } } , { “patchline” : { “source” : [ “obj-5”, 0 ], “destination” : [ “obj-9”, 0 ], “order” : 1 } } ], “appversion” : { “major” : 8, “minor” : 1, “revision” : 1, “architecture” : “x64”, “modernui” : 1 } , “classnamespace” : “box” }

また、少数の桁数はInspectorのAllの項目にあるNumber of Decimal Placesの数値を変えると設定できます。 (例)5にすると小数点第5位までになる

Max for Live でMIDI CC(MIDIコントロール)を制御する方法

Ableton LiveのMax for LiveでMIDI CCを送受信する方法を紹介します。

使うオブジェクトはctlinとctloutです。スペースを空けてMIDI CCナンバーを引数にすると指定したCCナンバーの値を送受信できます。
下の例だと10を知っているのでMIDI CCの10番をコントロールできます。

MIDI CCを受信

ctlinから受け取った値をダイヤルに適用します。
colin

MIDI CCを出力

ダイヤルの値をctloutから出力します。

MIDI CCを送受信する場合、上記のオブジェクトで実装すれば、デフォルトで用意されている下図のMIDIIN MIDIOUTオブジェクトを使わなくてもOKです。
m4l default

Max for Liveのパッチを編集するときにAbleton LiveからMaxが起動できない場合の対処法

Mac OS El Capitan(10.11.6)にインストールした Ableton Live9.1.7でMax for Liveのパッチを編集する際にMaxは起動するもののパッチがいつまで経っても開けない状態になってしまっていたため原因を調べたところ、AbletonのMax for Liveのトラブルシューティングに情報が載っていました。
続きを読む

iPhoneのOSCコントローラーソフトmrmrからMax5にOSCを送信する方法

f:id:atnr:20100120013146p:image

iPhoneアプリの開発をお手伝いすることになったので、OSCについて勉強してます。
Max5以降のudpreceiveまわりの情報が少なかったので悩みました。

route “/mrmr accelerometer 44 (mrmrで設定したID)” でセンサーが検出した値を取り出せます。

取り出した値をLFOにかけたりして、iPhoneを傾けると確かに音色が変化します。

MaxからLiveへの接続はRewireがかんたん

MaxからLiveに音を送るとき、soundflowerとかで送ってたんですが、Rewireで送るとスマートに送れて楽なことが最近わかりました。Rewire知ってるのに、何故かRewireを忘れてました。

Rewireの設定方法はカンタンです。

MaxのDSP Statusからad_rewireを選んで、一旦Maxを終了。

f:id:atnr:20100118011222p:image

DAWホスト(私の場合はableton liveですが)を起動するとMax/MSPが選択できるようになっているはずです。

f:id:atnr:20100118011250p:image

MaxにLiveからMidiを送りたいときはLiveのMidiToをMax/MSPにしてあげればOKです。

f:id:atnr:20100118011439p:image

諸事情でMaxForLiveがインストールできてないので、こんな感じで接続しています。